マゼランの十字架とサントニーニョ教会 <セブ市>


           


マゼランの十字架(Magellan’s Cross)は、世界一周で有名なポルトガルの冒険家マゼランに同行していた修道士が、1521年4月21日、この地の有力者であったフマボン王とファナ女王、そして、その臣下約400名をフィリピン初のカトリック教徒として洗礼した、この場所に記念として建てられた巨大な十字架です。


その‘元の十字架’は、万病を癒すと言う風評の為、多くの人が、その御利益に預かろうと、削り取り、傷だらけになった為、1834年になって、十字架の保護の為、現存する八角堂が建てられ、更に元の十字架を堅い木のカバーで覆って、現在の形になったそうです。


また、フィリピン初のカトリック教徒となった
ファナ女王にマゼランが贈呈したのが、サントニーニョ像
(高さ40cm程で幼いキリストを象ったと言われる)です。本格的なスペインの侵攻が始まった1565年にマゼランの十字架の直ぐ側に、教会が建立され、ファナ女王のサントニーニョ像が言わば、御神体として、この教会(San Agustin Church −サン・アグスチン教会と言うのが正式名称らしいのですが、地元ではSanto Nino−サントニーニョ−と言った方が、通りが良いです)に奉納されました。現在のフィリピン共和国の首都はマニラですが、実は、フィリピンと言う国家の歴史(=フィリピンにおけるキリスト教の歴史)は、この地セブから始まったのです。


          
           ※この写真は本文とは別のサントニーニョ像です


Magellan は日本語では、‘マゼラン’と発音しますが、
ここフィリピンでは、‘マジェラン’と発音
しますので、
タクシー他を御利用になって、当地を訪れる場合には、

Magellan’s Cross (マジェランズ クロス)か、Santo Nino (サントニーニョ)

と言えば通じ易いと思います。

タクシーをご利用の場合、マクタン島の各ビーチリゾートからは約40分(混雑時には1時間強)、セブ市内からですと大体15〜20分以内で到着します。


マニラ首都圏に比べると安全なセブではありますが、特に、この周辺からダウンタウンにかけては、日中夜間を問わず、‘スリ’や‘ひったくり’が多いので、注意が必要です。






                  


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