サンペドロ要塞
(Fort San Pedro−フォート・サンペドロ) <セブ市>



      


マゼランの十字架とサントニーニョ教会の直ぐ近くに位置する史跡。(サントニーニョ教会から徒歩10分未満)スペインの本格的侵攻が始まった1595年に外敵の侵入を防ぐ目的で建造が始まり、その後、1738年に現在の石造りのものが完成しました。


          


これら建造に使われた石はサンゴ石であり、それが独特の趣きを醸し出しています。太平洋戦争中には、この要塞は、旧日本軍により捕虜収容所として使われていたそうです。


    


現在、この要塞の中は博物館となっており、沈没船から見つかった遺品を中心とした展示がなされています。面白いのは、ここの古株の警備員が何処でどう覚えたのか、日本語でその遺品の解説をしてくれる事です。





                  


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