【台風ONDOY 16号の被害】
28日までに死者数は140人に達し、少なくとも45万人が影響を受けており、約15万人が避難生活を余儀なくされている。また、道路や橋の破損や農作物被害など、経済的な損失額は約14億ペソ(約26億円)に上るという。当局は首都マニラと周辺の被災地域に救援物資を届ける活動を続けているが、現地では政府の対応の悪さに不満の声も上がっている。
26日の台風オンドイの被害はルソン島を直撃し、首都圏のパサイ、パシグ、マリキナ、マラボン、モンティンルパ、ケソン、マカティ、バレンズエラが腰から肩の深さの浸水状態が続きました。降り始めから9時間の総降雨量は410,6mmとなり1967年に記録した334mmを大幅に更新し過去最悪の状況となり、現在ルソン島各地から被害報告が続々と伝えられておりますが、次の台風も近づいており今後被害はさらに拡大すると見られています。
下の写真は被害の大きかったマリキナ市です。
(27日プルメリアのボランティアスタッフの実家へ救助に行った際に撮影したものです)
↑ この押し寄せてきた瓦礫の下に家があります。
マリキナ川沿いのスクウォッター(squatter)に住む多くの方々が濁流に流された模様です。